miku's diary

4歳長男と2歳双子のワーママの日常

双子の妊娠~出産まで③

前回の記事の続きです。

 

15時頃、破水をしたことが分かり、「今日中に産むことになるんでしょうか?」と看護師さんに聞いたところ、「はい、そうなります。今からオペ室で準備しますのでお待ちください」とのこと。

 

待っている間がとても長く感じられました。不安で仕方がなく、生きている心地がせずに主人や母に電話をして励ましてもらい何とか自分を奮い立たせていました。

コロナで面会も出来ず、ずっと一人で過ごしてきましたがこの時ばかりは心細い気持ちでいっぱいでした。

 

ベッドでオペ室に運ばれる途中、不妊治療でお世話になった先生にお会いし、「頑張って」と手を握り締めて下さり、とても励まされたのでした。

 

オペ室につくと、麻酔科医の先生に手術の同意書を書くように言われ、震える手で何とか書きました。麻酔を入れていただくと、途端に下半身の感覚がなくなってきました。長男の出産時の無痛分娩の時の事を思い出していました。

 

お腹を切られる感覚は何となく分かりました。麻酔は効いていたけれど、部分麻酔なので意識ははっきりとあるので記憶は鮮明に残っています。

手術が始まって1時間程で無事に出産が終わりました。

 

双子の女の子と男の子が2人とも約1400g程でこの世に生まれました。

生まれた瞬間、姉は大きめな声を上げて泣いていましたが、弟は泣き声が小さく心配しました。

 

先生が「女の子ですよ~」と姉と手を握らせて下さいました。小さな小さな手でしたがほんのりと温かくふわふわとした感触でした。

弟は呼吸状態が良くなかったため、急遽酸素の管につながれてNICUへと運ばれて行きました。

 

私はあまりに急なことであっけに取られ、まだ事実を受け入れられずに呆然としていました。麻酔の点滴をされたままベッドに乗せられて病室に戻りました。

 

こうして2021年10月27日、双子の母になったのでした。

 

 

🍀おまけ🍀

病院が用意して下さったお祝い膳🥂

NICUにいる子供達が心配でお祝い気分ではなかったけど、病院のスタッフの皆様の温かい優しさが身に染みました💓

国立病院でしたが、愛育病院よりご飯は美味しかった😅愛育はお祝い膳もなかったです。出産費用は全然違うのに〜💸

 

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