miku's diary

4歳長男と2歳双子のワーママの日常

日々成長していく双子

新生児科の先生のお話では、2か月半程の早産だったので、最短でも当初の予定日までは入院になるとのことでした。

私は産後の経過が順調だったので1週間で退院となりましたが、毎日搾乳した冷凍母乳をNICUに届けるようにと言われました。

産後すぐだったので実母や夫にかなり助けられました。私1人ではとても無理だったと思います。

 

その頃、出産前後は神奈川の主人の実家に預かってもらっていた長男が戻ってきました。久々に会えたまだ2歳にも満たなかった長男の成長が嬉しく、頼もしく思いました。

 

未熟児養育医療制度と東京都の医療費助成が利用出来たので子供達の入院費用はほぼかからず、かかる費用は紙おむつやイチヂク浣腸(まだ排便が上手くできなかったので浣腸を使わないと自力での排便は難しい状態でした)くらいでした。

それなのに24時間体制の手厚い医療を受けることができ、本当にありがたく思いました。おむつは3Sサイズで普通のドラッグストアやスーパーにはなかったので病院の売店でいつも買って届けていました。双子なのであまりに消費が早すぎてビックリでした😓💦

 

双子は最初は4mlの母乳を鼻からの管で30分や1時間かけて注入されていましたが、少しずつ量が増えていきました。1~2週間程で20mlくらいまで増えていました。

 

2人とも黄疸があったので光線治療を受けたり、呼吸を止めてしまう無呼吸発作を度々起こしていました。先生からは弟の呼吸状態があまり良くなく、退院後も在宅酸素療法を受けることになるかもしれないとのことでした。

また、心臓の動脈管が閉鎖する前に生まれてしまったため、このまま閉鎖しないと薬を投与するか手術になる可能性もあるとのお話でしたが無事に閉鎖しました。

 

↓GCUに移ったばかりの双子。

すやすやとよくねんねする子達でした🐏

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双子が産まれて1か月程経ったある日、カンガルーケアをすることで赤ちゃんの精神状態が安定して発達を促し、母子の絆の形成にもなるとのことでまだ管につながったままの双子を何度か胸に抱きました。とても穏やかな気持ちになったのを覚えています。

 

↓面会する度に体重やミルクの量を記録していました。わずかでも増えていると安心しました😮‍💨

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そして、2人は生後1か月半程でNICUからGCUに移りました。

体重も2000gを超えた時にようやくここまできたと感じてとても安心しました。

 

コロナ渦で面会制限もあったため、テレビ電話でNICUに繋いでもらい我が子の顔を見ていました。いつまでも見ていたい程幸せな時間でしたが、手元に我が子がいないもどかしさや寂しさも感じていました。

 

普段は医療を提供する側でしたが、今回このように我が子が医療の恩恵を受ける側になり、日本の医療水準の高さや医療スタッフの皆様の温かさを改めて実感しました。

そして、小さな小さな体で頑張ってくれた我が子達をとても誇らしく思いました。

 

ちょうど退院のお話があったその頃、北京オリンピック宇野昌磨選手の活躍を目にしていましたが、宇野選手もわずか900gで生まれてNICUに入院されていたことを知りました。小さく生まれても大きく世界で羽ばたく一流アスリートとして活躍されている姿は大きな希望になりました✨